株で大儲けした実際の体験談をもとに、どうやったら大儲けが出来るのかのヒントを探っていきたいと思う。
株での大儲けのヒント①~普段使っている商品(サービス)を展開している企業に注目
大儲けの一つのキーワードとしてよく巷を賑わす「テンバガー」。すなわち、株価が10倍になった銘柄のことを指す。
テンバガーを如何に事前に予測するかが、株で大儲けするのに大事な要素の一つとなる。
mixi株の事例を見てみよう。
新着スマホゲームを見ていたところ「モンスターストライク(以下モンスト)」があり何となく気になりダウンロード。
少しゲームをプレイしこれは確実に人気になると確信。即座に配信元のmixi株を200株購入。
mixi株購入時は株価に何の反応もなし。
その後モンスト10万ダウンロード突破、20万ダウンロード突破。そのダウンロード速度も加速度的に増加し、いよいよ世間で少しずつ流行りだした頃、株価がいきなりのストップ高!
しかも3日連続のストップ高があり、たまらず持ち株の200株売却!その後株価は乱高下を繰り返しながらも売値より高くなってしまい後悔。
まだ上がる可能性が高いと判断した私は300株購入。その後売り買いを繰り返しながらモンストのダウンロード数、セールスランキングがぐんぐん伸びるたびに株価も反応し、最終的には250円から6500円まで上昇し株価は26倍となりました。
mixi株でのキャピタルゲインは180万円となり最高な経験でした!
ちなみに最初の200株をずっと売らずに持っていれば240万円の利益であり損をした気分なのは内緒です、、、※株価は分かりやすく分割後の価格に統一して記載しております。
モンスターストライクはご存知の通り、大ヒットゲームに成長し、株価は約1年あまりで30倍以上に上昇した。
テンバガー銘柄を掴むには、自分のよく知っている(または使っている)商品やサービスの中で、
これはもっともっと普及する、大ヒットすると確信した商品やサービスを展開している企業の株を早めに仕込むことが一つの大きなポイントとなる。
もう1つDATADOG INC株(米国株)の事例を見てみよう。
仕事でクラウドサービスの監視製品の選定をしていた。有償、無償含め世界各国の製品を使ってみたところ、抜群に使いやすいDatadogという製品があった。
自分はよく知らない製品、会社だったため、StackShare等のアメリカの技術コミュニティで評判を確認したらエンジニアからの評価が高く、大手企業の採用も多かった。
今後クラウドが普及していくに従って、Datadogのようなクラウド監視製品の需要も高まると考えた。
2020/02/12に48.95$で300株を購入。投資した経緯にも書いたとおり、クラウドの普及に伴いDatadog導入企業も増えていった。日本法人もでき、Datadogの株価は右肩上がりに上がり続けた。
しかし、競合の製品が登場したり、クラウドベンダーが監視ツールを無償で提供したりといったマイナス要因があり、ボックス相場になってきたため、2020/08/04に67.45$で全株式を売却した。
高い成長率が見込める製品トレンドを早期にキャッチできたのが得をした理由と考える。
DATADOG INC株は約1年半で3倍程度に上昇。
テンバガーまではいかないものの、身近な商品・サービスを軸とした株式投資は、リスクが少なく、大儲けに直結していると考えられる。
株での大儲けのヒント②~今後の需要が高い業界の関連銘柄に注目
今後の需要が高い業界の企業銘柄は既に株価に折り込まれてしまっている可能性が高い。ただ、その需要の恩恵を受ける関連銘柄はまだ株価に折り込まれていない可能性も高い。
REMIX POINT株の事例を見てみよう。
2021年現在仮想通貨は大きなブームになっていますのが、今回のブームは二回目であり、2017年に起きた第一次仮想通貨ブーム時に三倍の利益を取りました。
自分の場合、株式投資ですので仮想通貨ではなく仮想通貨の取引所を運営するREMIX POINTという銘柄に投資しました。
仮想通貨の上昇と合わせて株価も上昇、35万円が2ヶ月ほどで3倍の100万円になりました。
仮想通貨に投資をするのもいいとは思いますが、仮想通貨には業績といった物差しがないために、仮想通貨の取引所を運営する会社に投資するのも、仮想通貨投資の一つの選択肢になると思います。
仮想通貨自体に投資せずに、仮想通貨関連銘柄に投資するのも需要が高い関連銘柄に該当するものと思われる。REMIX POINT株は、わずか二ヶ月で株価は最大8倍になった。
TAIWAN SEMI ADR株(米国株)の事例を見てみよう。
投資した2020年前半には電気自動車株バブルがありTSLA, NIO, XPEVといった新興電気自動車企業の自動車販売台数が右肩上がりの成長をみせていた。先進国がガソリン自動車から電気自動車への転換を表明したことも電気自動車市場成長の後押しにもなっていた。
電気自動車の製造にはガソリン自動車より多くの半導体を必要とする。
また、コロナウイルス流行によるテレワークの普及によりパソコン、クロムブックの売上も伸びていた。そのような背景から今後の成長産業を支える半導体の需要は高まると予想し、半導体銘柄に投資することにした。
電気自動車の需要が今後高まるという見通しの元、電気自動車に使われる半導体の増産を見越しての投資。
その後、TAIWAN SEMI ADR株の株価は8ヵ月で1.5倍に成長したが、創業以来ずっと上がり続けている。
今後伸びそうな業界を調べ、それに関連している商品やサービスを展開しており、まだ注目されておらず、株価が伸びていない銘柄に投資することも大儲けに直結する投資法である。
株での大儲けのヒント③~相場全体が急落時に何か反転しそうな材料を元に底値を探る
大儲けに直結しそうな個別銘柄選定についての方法について見てきたが、次はもう少しマクロな視点での方法について触れてみよう。
リーマンショックやコロナショックなど、大きな下落の後、いつかは底を打つはずで、大暴落して大きく下がっているところをうまく狙えれば大儲けに直結する。
ただ、大底は誰にでも分からないので、暴落の途中で拾ってもそのまま暴落し続け、大損害につながるリスクもある。
大きく下がったところで株を購入する際には、何か反転しそうな材料を確認してから投資をすると大儲けの確度がぐっと上がる。
それでは、具体的な事例を見てみよう。ロコガイド株である。
新型コロナウイルスの影響により4月からIPOが滞っていたが、このロコガイドがIPOの上場再開1発目の案件となっていた。
IPOは初値売りがセオリーとされており、確実に利確する手法が一般的であるが、当時はIPOがしばらく上場していない状態が続いていた。
そのため、IPOの上場が再開してから1発目となるロコガイドは注目を浴びると予測し、初値売りをせず様子を見ることにした。
IPO投資は基本的には初値が公募価格を上回るため、儲かる可能性が高い。
そのIPO投資が新型コロナウイルスの影響で数か月間滞っており、その後再開というのは、大きな好材料として捉えることができる。
なお、株価は、上場初日にストップ高になり、翌日には公募価格の3倍以上になった。
株での大儲けのヒント④~大きく上がるまでひたすら放置
株は、いくら含み損を抱えても、いつかは戻ってくるもの。
上場廃止や、レバレッジをかけた信用取引でない限り、そうそう価値がゼロになることはない。
自分の保有している銘柄について、今後の成長に自信があるのなら、ただひらすら爆上げするのを待ち続けるのも大儲けする手段かもしれない。


大幅な含み益になった場合は、欲張り過ぎずに、利確することも大事
いづれかの方法で、保有している銘柄が大きな含み益状態になった際、欲を出しすぎずある程度のところで利確するのは非常に重要。
もちろん、どこで利確するかは投資の非常に難しいポイントの一つだが、自分の定めた基準を無視して、欲に任せてホールドし続けるのは避けたい。
gumi株の事例を見てみよう。
そんなときgumiから「誰ガ為のアルケミスト」というゲームアプリリリースが決定。
早速プレイしてみると、これがまた面白い。確実に人気が出ると踏んだ私は、早速2016年2月に200株打診買い。その後買い増しし同4月までに合計1,000株、平均取得単価744円、合計購入額744,000円で仕込み完了。
「誰ガ為のアルケミスト」は順調に人気が出始め2017年7月には株価は1,685円を記録。ここで売ればよかったものをまだまだ株価は上昇すると読み、売却は保留することにした。
しかし株価は徐々に下落。その後の売り場はなかなか訪れなかった。
他に買いたい株式があった為、2019年12月に全1,000株を903円で売却。利益としては159,000円得たが、少し残念な取引となってしまった。欲を出したあまりに940,000円という大金をゲットし損ね、微妙な額しか稼げなかったのである。
株の格言である「利確千人力」という言葉を身に染みて感じる投資体験となった。
投資の世界では欲を出しすぎるといいことはない。
いつ、相場が急変するかは分からないのだから。
その他の株での儲け体験談
大儲けまではいかないが、その他の株式投資成功談一覧を参考までに添付しておく。
小さい成功の中にも、大儲けできる要素が詰まっているかもしれないので、ぜひとも一度チェックしてみて頂くことをお薦めする。
株の地獄のような大損体験談
成功と失敗は表裏一体。大損体験からも多くを学ぶことができるので、いくつか紹介しておこう。
きちんとしたリサーチをせず、SNSやニュース等、巷にあふれる情報を鵜呑みにして投資すると、大損を招くリスクがある。
まずは、サンバイオ株の例を見てみよう。
過去最大の失敗は2018年に起きたサンバイオ ショックです。再生細胞薬という夢の薬が完成するという情報で、株価は果てしなく上昇していました。自分もそれに乗り、200万円ほど投資しました。
最初は好調でしたが、悲劇は突然訪れました。「治験失敗」、その文字を見たとき何が起きたのかわからず、株価を確認すると、まさかのストップ安売り気配。
恐怖だったのは、そこから1週間株価が寄り付かず、にげることができたとには、200万円が40万円になっていました。
次に、コロナ禍でのHIS株の事例を見てみよう。
ところがコロナ禍は全くおさまらず、株価はみるみる下がり、2020年8月には1280円まで下がり、HIS倒産危機説もながれました。
わたしはそれを真にうけてしまい、倒産する前に少しでも回収しよう、と思い狼狽して売りました。
将来大儲けできる株を仕込むには、やはり事前のリサーチは必須である。
上述の通り、自分がよく使っている(知っている)商品やサービスを展開している企業については、事前リサーチの要所が既に終わっているので、お薦めである。